参議院議員選挙の鋭い分析

小田実が死んだ。「おだみのる」ではない。「おだまこと」だ。
このタイミングで。日本の社会民主主義勢力はどうなるのか。福島さんには頑張ってもらわないと、と思いつつもかなり大変だなと。

自民党が負けた。民主60、自民37。
比例区のドント式がなかなか曲者。

敗因は絶対安倍晋三の顔が気持ち悪いからだと思う。あれだけアップで顔面を見せられると、「若いし、なかなかのイケメンじゃない」と思っていたお姉さんたちも、「よく見ると、きもーい」とゲンナリしたはず。辞めないというから、これからもあの顔を見なくてはならない。拷問だ。分析以上。

選挙中に「安倍か小沢か」なんて、安倍が言ってたけど、小泉から2択にするって方法を学んだのかね。負けちゃったらどうしようもないけどね。そんな風に迫られても、どっちも嫌という選択があるんだってことに気付いて欲しい。と上から言ってみる。

しかし、民主党が伸びた理由がよくわからないのです。自由主義(新自由主義か。ネオリベ)な2大政党が良いのでしょうか。アメリカになりたいか。日本には宗教はないぞ。

2大政党を望むならば、フランスのように自由主義or平等主義という選択肢なんじゃないですか。

今回、自民党がボロボロなのは良いとしても、野党が民主党一人勝ちというのもどうかと思うのです。共産、社民が少し伸びても良かったのではないかと。この辺の政党を切り捨ててしまうと、とってもバランスが悪くなると思うのです。

それにしても、死票を投げて続けて10年以上でございます。
というのはウソで、うっかり民主党に入れたり、なんと石原一期目に入れたりしているので、たまに票が活かされています。

深夜に雨宮処凛、森達也が異なる局ですが出ていました。雨宮は自分の主張をしっかりと言っていました。深夜と言えど、なかなかあんなことを言う人はいないので、グッジョブ。同じ番組に出ていた荻原次晴がひどかった。ひどすぎる。笑えない。あの双子の兄が参議院議員かと思うとゾッとします。
森達也はあんまり話を振られずちょっと残念。でも良い感じのことは言ってました。

それにしても、民主比例区の尾辻かな子、社民比例区の上原ひろ子が残らなかったのが残念です。さくらパパなんぞが当選し、尾辻が落選。なんたることか。

田中康夫も民主主義の原理主義者として、なかなか面白い存在だと思います。中心になるとちょっと困るかもだけど。ああいう勢力がいてもいい。

さらに細かいとこだけども、丸川珠代の表情がおかしい。TVタックル風か?
川田龍平の顔もすっかり変わってしまったなあ。もっと良い顔になるかと思ったがちょっと年齢の割りに迫力が出てきて少し損してるなと。それだけ苦労しているのかと思うけれど。

福島瑞穂が日本のセゴレーヌ・ロワイヤルになるか。違う人が出てきても良いけれど、そんな感じにならないと政界再編とはいえないなと。今朝トイレの中で思いました。

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