ティファニーのジュエリー展

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写真は、先日行ってきた、宝石に群がる庶民がたくさん見られて楽しい展覧会(庭園美術館にて)。あと、そのついでに寄った皆川明の店の階段。
ジュエリーというのは美しいのですが、その裏に「アフリカ」を想像しちゃったりするので、なんとも複雑なものです。美しさとは、ときに罪でありますなあ。

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首に傷が! 無意識のうちに引っかいていたらしい。乾燥肌で苦しんでいますが、首はかゆくないんだけどなあ。
傷を隠すために、トックリを着ています。

2007年の書籍の年間ベストセラーですが、「ケータイ小説」が文芸部門のベスト3と(ベスト10に半分の5作)。
Yahoo!ニュース経由の読売新聞に

文芸書が売れない中、“素人”が書いた小説が次々とミリオンセラーになる現状は、出版界に大きな衝撃を与えている。

とありました。
誰でもはじめは素人だと思うのだけども、それは置いておいて、まあ現実には子どものほうが本を読むので、友達の恋愛話を聞いているようなお話は、そこそこ売れるんじゃないかなあと。朝の読書の時間とかあるみたいだし。そして内容自体も過去のベストセラーとそうそう変わらんのではないかと思ったりもして。芥川龍之介賞の「太陽の季節」とかさ。テクニカルなことが問題なら、ケータイ小説スタイルということで、そういう技法として考えれば、優れているのかもしれませんとか?

まあ「あんなもの」と同じにして欲しくないという気持ちもありましょうが、職業作家は売れてなんぼってなものかなあと。悔しかったらケータイ小説書いてみましょうと。
誰も悔しいなんて書いてないけど。

あれだ、女優になりたいから、まずAVからみたいな。それも上下な視点があるのだけど、AV女優もプライドあるんだよ、悔しかったらやってみなよ、という一連のテンプレート化されたやりとりに似ているかも。

みんな好きに書いたら良いし、好きに読んだらいいし、好きに紙にインクの染みをつけるがよろし。

僕はケータイ小説なんて読みませんが。

光市母子殺害事件のニュースが出るたびに「あんなやつは死んで当たり前だ。死刑にしろ!」というコメントを沢山見て、ふんふんと思っているのです。小さな石原慎太郎がいっぱいいるみたい(※「爆弾を仕掛けられて当たり前」)。
被害者家族からの視点が強調されすぎて、とっても気持ち悪いなあと思うのですが、世間的にはそうでもないらしい。

裁判は誰のためのものなの?

『拝啓天皇陛下様』から『「丸山眞男」をひっぱたきたい』の(?)赤木智弘を想像。

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