国境なき医師団:2008年 10の最も深刻な人道的危機

今年も。

国境なき医師団:2008年 10の最も深刻な人道的危機

「10の最も深刻な人道的危機」とは
国境なき医師団は1998年、スーダン南部に広がっていた飢餓がまったく国際的な注目を集めず、見過ごされている状況に警鐘を鳴らすため、「10の最も報じられなかった人道的危機」のリストを初めて発表しました。以来10年にわたって毎年、報道されることの少ない、しかし深刻な影響をもたらしている10の人道的危機の選定と発表を続けてきました。このリストは、深刻な広がりをもつ人道的危機について、またそのなかで苦しむ人びとの窮状について訴えることを目的としています。

イラク:攻撃の的となる援助と人材不足で阻まれる医療援助
エチオピア:戦闘が人道援助を遮断
コンゴ民主共和国:東部で戦闘が激化
ジンバブエ:インフレ率2億3100万%
スーダン:ダルフール地方と南部地域の避難民
ソマリア:壊滅的人道状況に追い打ち
パキスタン:北西部の武力衝突激化
ミャンマー:大災害への注目の陰で依然放置される医療上の危機
HIV/結核:増加する二重感染患者に不足する対策
子どもの栄養失調:進歩する栄養治療

どれも薄らと知っているが、どういう状況なのか、背景はどうなのか、ほとんど知らない。わかってない。わかっているからどうだって話じゃないけど、知っているのと、知らないのとでは、何かが違うと思う。

あのイラクでさえ、知らないのだもの。

僕はイラクの戦争が始まる前に、デモに行きました。

世界も無関心かもしれないが、僕自身も、なんと恐ろしい無関心!

コメントを残す