野田地図(NODA・MAP) 第14回公演 パイパーをシアターコクーンにて。
舞台から一番離れた席で観ました。
そのせいでしょうか、引き込まれるような魅力がなかったです。
テーマも何だしなあ。SFなのが好みではないせいもあるかな。
宮沢りえの評価が良いみたいですが、物足りない感じでした。ああいう雰囲気なのね、宮沢りえ。
こうなると、やっぱ松たか子のが目を引くなあ。松たか子が好きなせいもあるけれども。
橋爪功はラストの迫力。
大倉孝二がもっとトボケた役かなと思ったら、なかなか良いポジションで、おいしい。
サトエリは出てたのね?って程度の存在でした。
初めての野田秀樹。別の作品も観てみたいとは思えないなあ。
座席のせいかなと思ったりして、やっぱ良い席取らないとダメですかね。そういうもんでもないか。うーん、わからん。
期待が大きかったせいか、ちょっとネガティブな評価、いや感想になっちゃった。物足りん!
あと、演劇演劇した演出が苦手なのも再認識。
例えば、終盤の宮沢と松の二人でセリフを交互に言う長いシーン。沢山の人で溢れるシーンとの対比にもなったりするのだろうけども、松たか子好きだけども、もういいよって思ったりするんだなあ。この手の演出がイヤなら映画やTVドラマ、観てろってことか……。
でも、劇場で演劇を観るのは楽しいので、また何か観に行きたいです。久々にミュージカルとか。